銀行のホームページで、どんなローンがあるのだろうと調べてみると、住宅、リフォーム、学資、自動車はもちろん、ブライダル、メモリアル、メディカル、ロードバイク、カメラ、楽器に至るまで様々用意されています。

　ローンは今すぐには大金を準備できない時に金融機関からお金を借りることですが、借りたお金は返済しなければいけませんよね。

返済方法としては、一括返済ができればいいのですが、普通は数回～数百回に分割して返済します。

返済額は、借りた金額（元金）に利息を加算した金額になりますが、住宅ローンの場合は、毎回の返済額、つまり元金と利息の合計を一定にする元利均等返済と、元金を均等割した額と利息の合計を返済する元金均等返済があります。

前者はずっと一定なので楽なのですが、元金がなかなか減らないというものです。

後者は最初金額が大きいので負担感はありますが、元金が減るので返済が進めば進むほど楽になります。

３０代で住宅を購入するパターンが多いと思うのですが、年収もそれほど多いとは言えない時期なので、返済期間がどうしても長期になってしまいます。

３５年ローンであれば、３５年間収入があって、毎回返済しても生活できるという事が前提です。

なんて無謀な事なのでしょう。

この現代社会において、そのような超楽観的な想定で長期ローンを組んでいいのでしょうか。

３５年間もあれば、大きな災害に遭う確率も高くなります。

実際、私の住むマンションも大きな地震に遭い、その瞬間は倒壊するのではないかと思いました。

部屋の入り口の形が変形した為に扉が閉まり難くなったり、玄関のドアの周りにヒビが入ったりしました。

また、大雨で河川が増水した際は、地下駐車場の排水が悪く、何台もの自動車が水没していました。

とどめは、会社が赤字になり、基本給カットの上に１年以上賞与がありません。

完全に想定外です。

賞与月は当然返済額を多く設定していますので、家計は赤字になってしまいました。

貯金を取り崩しながら会社の業績が回復するのを祈って細々と生活しています。

このままだとマンションを売って残りの借金だけが残るという最悪の事態が待っています。

一つだけいい事があります。

ローンを組んでいる銀行のＡＴＭ手数料が時間外及び休日も無料という事です。（涙）